【絶景ブログ】霊獣降臨!
絶景事典
今年の干支は「辰」です。 「辰(=龍)」は実物を見ることができないため、十二支の動物展示などではタツノオトシゴが代わりを務めることが多いようです。 古来、人は様々な動物を神の使いと考え、敬ってきました。
建仁寺法堂天井画「双龍図」(京都)
2002年の建仁寺創建800年を記念して小泉淳作画伯が約2年の歳月をかけ描いた、まさに畢生の大作。畳108畳分にも及ぶ壮大な水墨画の迫力は圧巻の一言ですが、龍の表情は意外と愛嬌がありユーモラスな感じを受けます。京都最古の禅寺は観光客で賑わう祇園にあるとは思えない静寂な空間です。
引用:絶景事典 徳久 昌宏さんの投稿
https://zkg10.com/posts/e3f367a9キトラ古墳の白虎(奈良)
四神のうち西方を守護し、睨みを利かせて邪気を遠ざけ、幸せを呼び込む神獣です。中国では虎は百獣の王とされ、虎が500年生き抜くと霊力を得て白虎になると言い伝えました。虎を縁起の良い動物と考えるアジアの国々で、中でも白虎は神聖なもの、幸運をもたらすものとされています。
引用:絶景事典 lovelyさんの投稿
https://zkg10.com/posts/a4713973豊川稲荷・霊狐塚(愛知)
稲荷というと「狐を祀った神社」を想像しますが、鎮守として祀る豐川吒枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)が白い狐に跨っていることから「豊川稲荷」が通称として広まりました。境内の「霊狐塚」には祈願成就の御礼として信者の奉納したおよそ一千体にも上る狐像が並び、壮観です。
引用:絶景事典 skataさんの投稿
https://zkg10.com/posts/e66b281c白兎神社(鳥取)
日本最古の書物「古事記」に記された神話「因幡の白うさぎ」に登場する白兎神を主神とする、由緒ある神社。主神は白兎大明神と呼ばれていた時代もありました。狛犬ならぬ兎が、小高い砂丘上に鎮座する本殿から、海底の砂が数えられるほど透明で美しい白兎海岸を見下ろしているようです。
引用:絶景事典 みずのみやこさんの投稿
https://zkg10.com/posts/84b2c3ac春日大社参道を闊歩する鹿(奈良)
奈良時代に神様が常陸国から御蓋山へお越しになる時、白鹿に乗って来られたと伝わることから、春日神鹿は神様のお供であり、神の使いとして大切に扱われるようになりました。現在、奈良公園を中心とした地域に約1300頭の鹿が生息しており、「奈良の鹿」は国の天然記念物とされています。
引用:絶景事典 なおさんの投稿
https://zkg10.com/posts/2d4b5157出羽三山神社内にある厳島神社の彫刻(山形)
羽黒山厳島神社の本殿は旧弁天堂を神社として改修したもので、神仏混合当時の遺構として貴重なことから鶴岡市指定文化財に指定されています。欄間の精緻な龍の彫刻の他にも、向拝の向かって右側の柱には登り龍、左側の柱には降り龍、向拝木鼻には象と獅子の彫刻が施されています。
引用:絶景事典 YYさんの投稿
https://zkg10.com/posts/86225f2c想像上の生物である龍やアジアにおける百獣の王・虎のような、いかにも霊力がありそうな動物だけでなく、鹿や狐、兎など身近な動物も、神の使いだと思うと何だか違って見えますね。 皆さんの身近な所にも、幸運を運んでくれる意外な生き物がいるかもしれません。