【絶景ブログ】きらめく光で非日常を演出するシャンデリアの美
絶景事典
ヨーロッパの宮殿のイメージで思い浮かぶのは、まばゆいシャンデリアに照らされた大広間での舞踏会。 「シャンデリア」は元々はフランス語で燭台のことです。 中世ヨーロッパで用いられたろうそく立てが起源と言われ、宮廷文化の発達に伴い、次第に木や金属、ガラスなどを用いて趣向を凝らした装飾が施されるようになります。 それは豪華さを演出して権力を誇示すると同時に、多くの光源とその光を複雑に散乱させ、より明るくするためでもありました。
ベルサイユ宮殿(フランス)
王侯貴族が華やかな夜会を繰り広げた中世ヨーロッパが目に浮かぶようです。電気の無かった時代、数えきれないほどのろうそくをともして広大な宮殿の広間を明るく照らしたシャンデリアは、絶大な権力そのものだったと言えるかもしれません。壮大で豪華なバロック・ロココ様式の建築と内装は太陽王ルイ14世の権力を今に伝えています。
引用:絶景事典 al3さんの投稿
https://zkg10.com/posts/efddc2c6バカラのシャンデリア(恵比寿ガーデンプレイス/東京)
毎年恒例の恵比寿ガーデンプレイスの「ウィンターイルミネーション」。目玉は何といっても、「バカラシャンデリア」!フランスの世界的クリスタルブランド「バカラ」製のクリスタルパーツ総数8,500ピースを使用した高さ約5m、幅約3mの巨大シャンデリアは、250灯のライトが使われておりバカラ最大級の大きさ。ゴールド色の輝きは煌びやかで、うっとりするような美しさです。
引用:絶景事典 タケノリーニさんの投稿
https://zkg10.com/posts/427cce53和モダン(出島和蘭商館跡/長崎)
江戸時代の長崎・出島のオランダ商館の室内を再現しています。出島は交易のために日本へやって来たオランダ人が暮らし、日本国内でありながら異国だったとも言える土地。カピタン達が実際にここで生活し、商談を行っていたと思うと歴史を実感します。畳の上にじゅうたんを敷き、椅子やテーブルを置いた室内は、調度品なども今見ても全く古臭さを感じさせません。
引用:絶景事典 Mk Mekwさんの投稿
https://zkg10.com/posts/021f5925フェニーチェ劇場(イタリア・ベネチア)
1792年に開場した比較的新しい劇場。「フェニーチェ」とは、イタリア語で「不死鳥」のこと。1836年と1996年に起こった2度の火災を乗り越え、まさに不死鳥のように甦りました。殊に2度目の火災(放火)からの再建の際は、建築時の資料が残っていなかったため、焼け跡に残されたシャンデリア等の再利用、遺物に基づく復元、1954年の映画を参考にする等の苦労があったそうです。
引用:絶景事典 吉越亜紀さんの投稿
https://zkg10.com/posts/ae28abe7オペラ・ガルニエ(フランス・パリ)
パリの中心にあるオペラ座はオペラ・ガルニエ、ガルニエ宮とも呼ばれます。劇場内の内装は絢爛豪華で、特に観客が幕間に休憩する場所であるグラン・フォワイエは宮殿以上に煌びやか。有名なミュージカル・小説「オペラ座の怪人」の舞台でもあります。大シャンデリアがヒロインめがけて落下するシーンが象徴するように、シャンデリアは物語で重要な役割を果たしています。
引用:絶景事典 Mimosaさんの投稿
https://zkg10.com/posts/81a6c72d実用品であると同時に芸術品でもあるところがシャンデリアの魅力です。 日本ではホテルなど非日常的な空間に使われることが多かったのですが、照明器具をインテリアの一部と考える欧米の流れを受け、近年、一般の家庭でも小型化したシャンデリアを設置する家が増えています。 宮殿のシャンデリアほど豪華でなくても、お洒落な照明が自宅に付いていたら、気分が上がりそうですね!