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【絶景ブログ】華麗なるタマネギ

2022/6/29
絶景事典の写真

絶景事典

ヨーロッパの街並みで必ずと言っていいほど見かける“タマネギ”。 なぜ近世までの西欧建築にドーム型の屋根が多いかというと、日本と異なり木材が豊富ではなかったため「組積造建築」にならざるを得ず、屋根も石(レンガ)を積み重ねる方法が採られたためです。 その場合、当然ながら平屋根は無理であり、石を少しずつせり出して屋根を円形または円錐形に構成することになります。 こうして西欧建築の特徴とも言えるドームが誕生しました。 キリスト教信仰の隆盛とともに宗教建築の象徴となったドームは、世界に広まっていきます。

プラハ旧市街(チェコ)

カトリック教国であるチェコは、スラブ圏でもあるために教会の建築や街並みが独特です。中世に建てられた赤い屋根で埋め尽くされた街並みは「おとぎの町」とも「世界で一番美しい町」とも称されています。

引用:絶景事典 溝口 崇さんの投稿

https://zkg10.com/posts/a1a8431c

サルタンモスク(シンガポール)

シンガポール最大かつ最古のイスラム教寺院。1824年にシンガポール最初の君主サルタン・フセイン・シャーによって建てられ、1928年に現在の姿に改装されました。黄金に輝く巨大ドームと礼拝堂は必見です。

引用:絶景事典 mori_mori.rincoさんの投稿

https://zkg10.com/posts/8a41a6ab

アメリカ合衆国議会議事堂(ワシントン/アメリカ)

高さ88m、直径29mの巨大なドームが特徴的な新古典主義建築。ロタンダ(円形建築物)とドームを中心に、北翼が上院、南翼が下院の議場になっています。無料の公開ツアーが行われており、内部の見学が可能です。

引用:絶景事典 Shin. Mur.さんの投稿

https://zkg10.com/posts/3969904a

救世主ハリストス大聖堂(モスクワ/ロシア)

19世紀初めに建てられたビザンチン様式の建物でしたが、ソビエトによって爆破され、ソビエト連邦崩壊後、2000年に再建されました。白壁に金色の屋根の外観も豪華ですが、内部の豪華さはそれ以上です。

引用:絶景事典 hero_keyさんの投稿

https://zkg10.com/posts/a989e282

日本人にとっては、やはりドーム型の屋根は「外国風」「おしゃれ」という感覚があるし、その形から何となく可愛らしさを感じる場合もあります。 現代では実利的な理由よりデザイン性を重視したのではないかと思えるドーム建築も存在します。 四角い建物ばかりだと面白くないですよね。 今回は、街並みにアクセントをプラスしてくれる“タマネギ”をご紹介しました!

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