【絶景ブログ】かぐわしき貴(あて)なる花、その名は
絶景事典
フジは日本原産で、日本の固有種です。その長い花房の美しさは今や世界中で人気となり、各国で栽培されています。 春から初夏にかけて開花時期を迎え、4月~5月には長いつるから無数の花が付き、美しいカーテンとなるため、この期間が最も美しい時期と言われています。
あしかがフラワーパーク(栃木)
樹齢160年を超える600畳敷きの藤棚を持つ大藤や、長さ80mもの白藤のトンネル、キバナフジなど350本以上のフジが咲き誇ります。薄紅、紫、白、黄色など色とりどりの花が順々に咲き、約1ヶ月間楽しむことができます。CNNよりその幻想的な光景が賞賛され、「2014年 世界の夢の旅行先10ヶ所」に日本で唯一選ばれました。
▼大藤
引用:絶景事典 Hiromi Sakataさんの投稿
https://zkg10.com/posts/1095f426▼藤棚ライトアップ
引用:絶景事典 Noritabiさんの投稿
https://zkg10.com/posts/a1ea2dfa▼藤のカーテン
引用:絶景事典 nabeziiiiさんの投稿
https://zkg10.com/posts/0cd7d52c熊野街道信達宿 梶本家の藤(大阪)
古い街並みが残る熊野街道にある梶本さんのお宅では、樹齢40年を超える野田藤が毎年4万もの花房を付けます。4月中旬~下旬の藤の見頃に開催される「熊野街道信達宿のふじまつり」期間中は、藤棚の側に観賞台が設置され、藤を上から観賞することができます。眼下に広がる藤の花は、まるで紫の雲海のようで圧巻です。
引用:絶景事典 K Satine Jpさんの投稿
https://zkg10.com/posts/552cc336平等院(京都)
観音堂の横に設けられた藤棚いっぱいに約1万本の藤が咲き競います。藤の花は上の方から咲いていくため、見頃期間が長く、2週間ほど美しい花と芳しい香りを楽しむことができます。藤棚の周囲にはツツジや霧島躑躅が植えられ、初夏には花の競演も見どころです。紫の優雅な花房は長さが1m以上に及ぶものもあり、花越しには国宝の鳳凰堂が望めます。
引用:絶景事典 鬼瓦 鉄五郎さんの投稿
https://zkg10.com/posts/3b9e817a藤山神社(長崎)
九州随一の藤の名所として知られており、長崎県指定天然記念物の「大藤」と「招霊(おがたま)の木」として祀られている樹齢800年の巨木があります。長大なつる性の茎を持ち、総状花房による多数の蝶型花をつける日本古来の名花樹の一つです。最盛期には夜間のライトアップも行われます。藤の花言葉は「縁結び」。藤があしらわれた御朱印も人気です。
引用:絶景事典 千夏さんの投稿
https://zkg10.com/posts/779b283a藤棚に咲く花の美しさは圧巻です。 優雅な見た目と甘い香りで人気のフジは日本では古くから親しまれており、縁結びの花としても知られています。 また、紫は古来、高貴な色とされていました。 紫を好んだことが名前の由来ともいう紫式部の「源氏物語」でも、光源氏が恋する義理の母“藤壺”はこの上なく優雅で美しい、素晴らしい女性として描かれています。 芳香に包まれて優雅な花房を見ていると、平安朝にタイムスリップしたような雅な気分になれるかも?