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昇開橋 大川側より佐賀側を望む

明石 彬伸
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昇開橋は、昭和初期に建設された筑後川に架かる鉄橋(元鉄道橋)で、赤い防錆塗装の近代建築です。 橋中央付近は船舶通行を可能にする目的で、一部が昇降式可動橋として設計されています。 かつて三池炭鉱が栄えていた頃が旧国鉄佐賀線全盛期で、当時は上流から木材を運ぶ船舶の航行も多かった。 その後のエネルギー革命による廃坑や林業の衰退や運搬手段の変化に伴う航行船舶の激減等、橋を取り巻く交通環境は激変しました。 昇開橋は遊歩道として通行可能な現在、佐賀と大川を結ぶ歩道橋の役割を果たしています。