関西屈指の高級住宅街、芦屋に迫る奥山にある荒地山は標高549mの山。 住吉川の谷(五助橋断層)と芦屋川の支流黒越谷を挟んで六甲山主稜線の南側に位置する山で、全山岩肌を露出した粗粒花崗岩で覆われていて、風化が進み、露出した岩場はロッククライミングの名所としても知られ、低山ながらバリエーションに富んだ歩き甲斐のある山です。岩梯子、新七右衛門嵓、キャッスルウォール、ブラックフェース、サンデーモーニング スラブ、プロペラ岩、黒岩など著名な岩場にはそれぞれ名前が付けられています。