【絶景ブログ】モネに見せたい、優雅に咲く蓮華
絶景事典
蓮華とは文字通り、蓮の花のことです。 日本人なら「蓮」と聞いて思い付くのは、仏様との関わりでしょうか。 沼地からすっと花茎を出し、日差しの中で一輪の大きく綺麗な花を咲かせる姿は、他の花々とは明らかに異質で、神秘を感じざるを得ません。 古代ギリシャではハスの実を食べると何もかも忘れるとされていたそうで、西洋でもハスは古来から不思議な花として扱われていたことが分かりますね。 「睡蓮」は「蓮」とは全く別の植物ですが、スイレンを蓮華と表す場合があります。 形がハスに近い印象を与えるのに加え、水の中から花を咲かせる、早朝に花が開いて昼下がりには閉じてしまうなど共通点が多いためでしょうか。 今回は両花を一緒に並べてご紹介します。
ヤマサ蒲鉾夢鮮館（兵庫県姫路市）
ヤマサ蒲鉾本社工場の北側には、約12,000平方メートルの植栽面積を誇る蓮池が広がっており、6月中旬から8月上旬までの開花期間には古代蓮（大賀蓮）や蜀紅蓮、城陽蓮など様々な種類のハスが咲き誇ります。例年、「蓮の花苑」として公開されており、同社の隠れた名物の一つです。
引用：絶景事典 K Satine Jpさんの投稿
https://zkg10.com/posts/95514bdb唐比ハス園（長崎県諫早市）
唐比湿地公園・唐比ハス園は約6000年前に橘湾の支湾が閉鎖されてできた湿地帯で、長い年月をかけて植物が堆積した泥炭層から成り、貴重な植物・昆虫などが数多く生息する自然の宝庫です。約2haの蓮池に、ハスとスイレンがそれぞれ12～13種類生息しています。
引用：絶景事典 千夏さんの投稿
https://zkg10.com/posts/08d04a57上越市高田公園（新潟県）
ハスの研究で知られる故・大賀一郎博士が訪れた際、「蓮池の規模の大きいことは世界でもまれで、特に紅白入り交じっているのは珍しい」と激賞された市民が“東洋一”と語り伝えてきました。観蓮会の会期中には高田城址公園の城跡を巡る外堀約19haの殆どをハスが埋め尽くし、和蓮の他、世界各種のハスを見ることができます。
引用：絶景事典 小杉 峰之さんの投稿
https://zkg10.com/posts/8aadf259浄瑠璃寺（浄瑠璃寺木津川市）
夜が明けきらない薄暗闇の中で一段と白さが際立つスイレン。その気高い美しさに思わず見入ってしまいます。極楽浄土をこの世にあらわそうとした浄土式庭園の風雅なたたずまいと相まって、心が浄化されるように穏やかになっていくのを感じるひとときです。
引用：絶景事典 鬼瓦 鉄五郎さんの投稿
https://zkg10.com/posts/64fbaef5モネの池（根道神社参道脇の貯水池）（岐阜県関市）
スイレンと言えば、フランスの画家モネの名画を連想する人も多いことでしょう。根道神社参道脇にある貯水池、その名も「モネの池」は通称であり正式な名称ではありませんが、まさに巨匠の名画を思わせる絵のような風景が広がっています。
引用：絶景事典 彩心人さんの投稿
https://zkg10.com/posts/a8afefe5財田里山ビオトープ（香川県三豊市）
モネが自分の庭に咲かせることを熱望したがかなわず、想像で描いたといわれる「青い睡蓮」を見ることができます。開花期は10月下旬頃まで。財田里山ビオトープは三豊市にある香川用水調整池「宝山湖」の上流に、環境保全対策の一環として整備された施設で、宝山湖の隠れスポットです。
引用：絶景事典 sietemares_1984さんの投稿
https://zkg10.com/posts/8720efafハスの花は水面から1メートル以上の高さまで花茎を伸ばし、高い所で開花します。 一方、スイレンはほぼ水面、もしくは水面より少しだけ高い所で花を開花させます。 葉が円形で、花と同じように水面から距離があり表面につやがないのがハス。大きく切れ込みが入った光沢のある葉が水の上に浮くように付いているのがスイレンです。 ちなみに、ハスの葉は水を弾く特殊な構造をしており、雨上がりには雨水が葉の上に溜まってふるふると踊っていたり、滴り落ちる様子を見ることができます。 モネでなくとも、静かな朝に美しい蓮華に心奪われて飽かず眺めてしまいそうです。
