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平安時代もっとも明るかった場所

K Satine Jp
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春日大社には平安時代から現在までに奉納された燈籠がおよそ3000基あり、全国に現存する室町時代以前の燈籠の7割がここ春日大社にあると言われいます。その昔、燈籠には毎晩火が入り、そのゆらめく明かりで幽玄な世界が広がる聖域は、奈良でもっとも明るい場所だったそうです。現在も2月の節分、8月14日・15日の年3回、すべての燈籠に浄火をともす春日万燈籠が行われており、江戸時代まで神職の詰所であった藤波之屋を開放し、この万燈籠神事の雰囲気を再現しています。妖しくも美しい、万燈籠の幽玄の世界は必見です。